秋風とジョギング

先週まで真夏の熱風を感じながらジョギングしていた。熱中症にならないように夕方5時からディズニーランドの周囲を走った。それでも5キロ走るのが精一杯で、コンビニに立ち寄ってポカリスエットを飲んでやっと何とかなるジョギングだった。先日日曜の夕方は少し風の具合が変わった。自宅から出発して涼しく感じる風が吹いていた。それも、真夏の風と秋の風が交互に混じりあい、場所によってどちらの風かが吹いてきた。72歳でジョギングできることは幸せなことである、と自分に言い聞かせながら東京湾沿いの土手を走った。途中で若者のジョガーに簡単に追い越される。最初は小柄な男性に追い越された。こちらは時速7km代で走っている。若者は少し早い程度だった。ジョギングのルートでインターバルトレーニングを行う場所を決めている。一つ目は東京湾に面し富士山、ゲートブリッジが見え、風向きによっては羽田空港へ着陸する飛行機と競争しながらジョギングする土手である。ここで、走る速度を上げたら、直ぐに若者を抜いてしまった。追いかけてくる気配はなかった。二つ目のインターバルトレーニングの場所は旧江戸川河口で、スカイツリーが対岸のビルの間に見え隠れする。今度は大柄な若い女性に追い抜かれた。そこで、速度を上げて走ってみた。時速10kmは出ていたと思うが最後まで抜けなかった。彼女の足取りは軽く、こちらのドタドタ走りとは比較にならなかった。涼しい秋風が吹き始めたので、ジョギングの距離を少し伸ばそうと思い始めた。

運動が脳を復活させる(3)

227ページからは高齢者の「感情能力の低下」について3ページほど記述している。
年をとると気難しくなるのは良くあることだ。女性ではエストロゲンホルモン、男性ではテストステロンが年とともに減少し、活気や興味が失われていく。そして痴呆へとつながる。体力や活力の低下を意識すると何事にもチャレンジすることに消極的になるものだ。しかしチャレンジすることで年配者の気持ちの脆弱性を改善することにつながる。
本には自宅の外に出て運動することの大切さを説明している。
高齢者にとって運動が重要な理由は特に年とともに減少するドーパミンを復活させるからだ。ドーパミンは感謝とモチベーションにかかわる神経情報の伝達に重要な役割を果たしている。
介護施設に入っている高齢者に運動させようとドアをノックしても一人で部屋に閉じこもっている例が触れられている。96歳で他界した父もそのような生活を送っていた。80歳代になって奥様の介護をしながら冬にはスキーを楽しみ、夏にはゴルフで体力を鍛えている例も紹介されている。痴呆になりたくなかったら積極的に外を歩き回り、色々な人に接触して会話を楽しみ、適度な運動を毎日して暮しなさいという。
今日の日差しはジョギングには少し強いがそれでは出かけてくることにしようか。

運動が脳を復活させる(2)

224ページから高齢者の「認識能力の低下」について3ページほどの説明がある。
1995年に70歳から81歳の看護婦経験者18766名の女性に対して認識能力と運動との関係について調べた研究報告がある。成人時代に定期的に運動した人は年を重ねても頭脳が明晰である。頭脳の活動が明晰な女性の平均レベルの運動量は1週間に12時間のウオーキング、あるいは4時間のランニングであった。この調査を実施したWeuve氏は、一週間に1時間半のウオーキングでも同様の効果を実感できる、と述べている。
脳のニューロン活動について次のように説明している。
ラットの実験では脳細胞のneurogenesis(神経新生)は年齢とともに急激に低下する。どの神経幹細胞もいずれ死滅する運命にある。その利用割合は25%から50歳代で8%に減少する。さらに65歳で4%となる。
脳の容積についてはこのような説明だ。
人は40歳代から70歳まで10年ごとに平均5%減少する。そして70歳を超えると何らかの事情でその様子は加速する。
筆者の説明ではアクティブな人はこのような年齢による脳の働きの低下速度を穏やかにすることができる。脳の細胞が定期的に適度なストレスを与えられることは良いことで、より強いストレスに耐える準備ができる。運動することは脳内の細胞ネットワークに刺激を与えて細胞間につながりを作り成長させる。血の流れが良くなることで活性化する。年齢を経た脳は脆弱になっているので、若い時代よりも一層運動による活性化の効果が期待できる。エクササイズは予防薬として働く。老化は防げないが、運動は有効な一つの手段である。
今の若者は…と嘆く年配者は昔から居る。すでに脳の活動が大幅に低下していることの証であろう。自分の脳がどの程度レベルが低下しているのか気になるが、現状で満足するしかなかろう。

運動が脳を復活させる

友人から運動と脳の活力の関係を論じた本を紹介してもらった。
JPARK! How exercise will improve the performance of your brain
Dr John J. Ratey and Eric Hagerman
Quercus
2008年にLondonの出版社で出版された本でAmazonで1000円程度で入手できた。
興味があったのはジョギングを日課にしている自身の運動が71歳になって急速に衰えていく自分の脳レベルの維持に役立っているかどうかであった。第一章から読んでみたら学校に通う若者の脳が朝の運動によって勉学のレベルが向上しているという実験を紹介していた。若者が勉強する前に朝早起きして脈拍が最高レベルになるような運動をするのだという。ラジオ体操レベルでも目を覚ますのに有効だろうとこの実験結果の解釈には若干疑問をもった。
高齢者向けの記述を探したらほぼ最後の章で触れていた。219ページの終わり付近から以下の記述がある。
平均的な75歳高齢者は、3種類の慢性病を患い、5種類の処方薬を飲んでいるとCDC(Centers for Disease Control)の報告に書かれている。65歳以上では大半が高血圧で、3分の2が太りすぎ、20%が糖尿病である。死因は多い順に心臓疾患、癌、脳卒中で、この年代の死因の61%を占めている。すでに世間で知られているが、喫煙、運動不足、食生活の乱れが原因である。そして最近の研究で生活習慣の乱れが年を重ねるとともに顕在化する精神疾患の原因となることがわかってきた。…体を壊していくこれらの病気の原因は同時に脳の働きも壊していく。…心臓血管や糖尿病の多くの原因は同時に高齢者の神経変性による疾患の原因でもある。
我が身に照らして考えると高血圧、太りすぎは合致し、かろうじてジョギングにより母親がかかった糖尿病だけは回避している。精神疾患について自身で判断できるかどうか疑問だが、ボケや痴ほう症にはなりたくない。だとするとなおさらジョギングで体調を整えることを生活の中心にしなければ….

70歳のジョギング

今日は快晴で風が強いなかでのジョギングをした。家を出発してどの方向のルートを選択するか毎回考える。昨日は葛西臨海公園を回るルートを選択し、今日は浦安市境川沿いに走るルートを選択した。東京湾側の堤防を最初に通ったが、風が強かったせいだろう、いつものように釣りを楽しんでいる人はほとんど居なかった。強い風の中でテントを張って少人数でバーベキュウを楽しんでいるグループを少し見かけた。70歳に入ってジョギング中のスピードが低下している。軽く走っていると脈拍は130代、時速は7kmである。時々時速10kmのスピードを出したいとダッシュしてみるがすぐに息が切れてしまう。今日ジョギングした距離は13kmで2時間以上を要した。昨日も同じ程度の距離を走ったので足が重い。浦安市内は311液状化対策の工事があちらこちらで行われている。いつもは何事もなく横断できる交差点で警備員に工事中なので横断できないと言われた。仕方なしに工事現場から少し離れたところで道路を横断した。家から東京湾にでるジョギングコースは鉄鋼団地のトラックが沢山走るメイン道路に並行する形でいくつもの公園が並んでいる。最近は公園の中の散歩道を選んでジョギングしている。休日には幼児が走り回っている。自分の孫の世代だ。堤防傍の公園ではいつも使える水道が水が出なかった。なぜだろう。途中でスポーツドリンクを買う。消費税が8%になったため、途中のコンビニで買うポカリスエットが147円から151円に値上げとなった。平和な一日だった。
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