2012/6/6 水曜日

金星の太陽面通過:相模原で写真が撮れた!

Filed under: やさしい科学 — mizusawa @ 13:25:03

今朝のNHKニュース天気予報では、関東地方で金星の太陽面通過を観測するのはほぼ絶望的だった。相模原市中央区でも午前中から雨が降り風もあり、これでは観測は難しいと思った。念のため撮影する一眼レフを準備して仕事に出かけた。
昼休みに古淵駅近くのイオンに出かけ、屋上駐車場から空を眺めた。既に雨はやみ、空は明るくなってきた。雲は空を早足に流れていたが、灰色の雲の合間から太陽の光がときどきこぼれてくる。駐車場の屋上で壁に背中を押しつけて真上にある太陽に一眼レフの望遠を向けた。雲が流れていてそもそも太陽の位置がよく分からない。広角と望遠を繰り返しながら太陽が雲間から見えるチャンスにシャッターを押した。
2012年6月6日12時15分に相模原で撮影した金星の太陽面通過
201206061215.jpg
5月の金環食を撮影した時も雲が日光を弱めるフィルターになるチャンスが突然訪れ撮影できた。今回も同じように何回もシャッターを押し偶然撮影できた。金環食に比較すると迫力に欠けるし小さな写真では金星の位置が分からない。画像をクリックすると黒い点で金星の影が判別できる。
次回は100年以上後のことだと言う。金星は夕方日没後に明るく西の空に輝いているのをしばしば目にする。昼間に黒い金星を撮影したのでそのうち孫に話してやろう。

2012/5/21 月曜日

金環日食撮影しました。

Filed under: やさしい科学 — mizusawa @ 8:40:57

2012年5月21日午前5時半、事務所の2階に朝日が差し込んできて目が覚めた。金環日食の日だ!と飛び起きた。観察用のメガネを持っていないので、ピンホール方式で観察する準備を始めた。8年間拭いたことのない窓ガラスを台所から持ってきた布巾できれいにし、窓ガラスにダンボールの箱にキリで直径数ミリの穴をあけて、影が投影される扉にコピー用紙を貼り付けた。コピー用紙には複数のピンホールから太陽が投影されたが、厚い雲の明暗が写っていて太陽がかけているかどうかはっきりしない。
そのうち雲が厚くなりピンホール法式では扉のコピー用紙には投影されなくなった。仕方なく望遠のついたディジカメを取り出して窓際から太陽の方向と思われる空を眺めた。カメラは数年前に5万円以下で購入したCASIOのEXILIMだ。厚い雲間からところどころ光が漏れてくるので、太陽の位置についておよその見当をつけてまった。NHK-TVでは各地の部分日食の様子が紹介されている。7時20分を過ぎたころから急に雲が薄くなり、太陽が見え始めた。肉眼で観察することはできないので、カメラの液晶ファインダーで太陽の位置を探しながら撮影した。
写真は雲が比較的太陽の光をさえぎっているときに撮影できた金環である。
2012年5月21日相模原市中央区から見た金環日食
cimg2899.jpg

その後数分間太陽の光は一段と強くなった。雲が途切れたのだろう。カメラがAFで焦点を合わせているときは金環が見えるのだが、シャッターを切ると露出オーバーで金環の形を撮影することができなかった。金環が終了して部分日食になったとき再度雲が厚くなりまたディジカメで撮影できた。こんなにもタイミングよく太陽の光の具合を調整してくれるとは、自然の神様に感謝する。

2009/8/29 土曜日

ハイブリッドの燃費(3)

Filed under: やさしい科学 — mizusawa @ 17:24:14

8月2日日曜日にエスティマハイブリッドを納車してもらい、今日8月29日に1000km点検をした。走行距離は1100kmあまり。レギュラーガソリンを2回入れて、ガソリン代は1万円弱だ。納車時はガソリンタンクがほとんど空で、今日現在半分ほどガソリンがタンクに残っている。
1月間の実績から概算すると100円で10km以上は走っている。現在のガソリン価格は120円代なので、車のディスプレイに表示されているリッター当たりの実績走行距離12.9kmは正確な値と言えそうだ。
エスティマハイブリッドはガソリン車と比較すると購入時80万円高い。最初に話を聞いたディーラの若い営業マンは、のっけからガソリン代で回収することはできないと断言した。内心ムカッときたが、新しい技術が好きなので別のディーラを訪問してハイブリッドを購入した。
今回購入したエスティマハイブリッドの前には、12年前のエスティマに乗っていた。ハイブリッドは実績でリッター当たり2倍走っている。このことを前提にすると、ハイブリッドはガソリン価格を半額にしたことに相当する。つまりハイブリッド車で1万円のガソリンを入れたのなら、昔のエスティマではさらに1万円を上乗せしてガソリンを入れなければならなかった。
この一月の走行距離1000km強で1万円を稼ぎだしたと計算できよう。すると、ハイブリッド車購入時に80万円高価だった金額を回収するには8万キロ走れば良い。もし昨年のガソリン価格の高騰が再度起き、ガソリン価格が5割高の180円台に突入すれば、5万キロでトントンになる。
エスティマハイブリッド頑張れ!

2009/8/28 金曜日

ハイブリッド車の燃費(2)

Filed under: やさしい科学 — mizusawa @ 15:25:38

山中湖から中央高速を経由して浦安市まで走った。エスティマハイブリッドは燃費をディスプレイに表示するがその値が12.9に増加した。
燃費を良くするには無駄なエネルギーを使わないに限る。ディスプレイには「電気」と「空調」を分けて使っているエネルギーの量を表示している。また車の運動エネルギーを回収しているときは「回生」として表示する。
中央に位置する白黒のディスプレイには「車輪」「電池」「エンジン」の図が表示され、エネルギーの流れが矢印で表示される。エンジンを使わないときはエンジンの図が表示されない。バッテリーだけで走行しているときや、車輪から電池に充電しているときは、「ハイブリッド」走行を実感する。
以前のエスティマにはなかった走行機能に「クルーズ」がある。この機能の説明は読んでみたが、どのような時に使うと賢いのか理解できず、現状は試行錯誤段階だ。
御殿場から高速道路にのり、車が空いていたのでクルーズで定速走行を試した。ディスプレイの左側には「燃費の現状」を表示するデザインした棒グラフがある。走り方で、エンジンをフルに使っているときは5km/リッター程度。惰性で車が走行しているときは最大値の30km/リッターを指す。
山中湖から大月までの区間は下り坂が多いのであろう、クルーズで定速走行するとかなりの割合で最大値の30km/リッターを表示した。その結果、リッター当たりの走行距離表示が12.9kmに増加した。
ところが今日の太陽は強烈だった。都心近くになると渋滞が10km以上つづき、どうも事故渋滞だったようだ。エネルギーを節約したかったがついにエアコンをつけた。エアコンのエネルギー消費表示が電気のそれを上回り、これではハイブリッドのメリットが消えてしまう。
これだけの太陽光があれば、ハイブリッド車の屋根とボンネットに太陽電池を貼り付けて、エアコン消費ぐらいはまかなって欲しいとうらめしかった。

2009/8/27 木曜日

ハイブリッド車の燃費

Filed under: やさしい科学 — mizusawa @ 17:13:01

トヨタのハイブリッド車を購入した。プリウスが有名だが、購入したのはエスティマのハイブリッド。ディーラで購入契約を結んでから約1月後に自宅に届いた。
ハイブリッド車を購入する時、第一に考えたのがガソリン車とのコスト比較である。約80万円高い。販売店ではガソリン価格で回収するのは無理だと営業マンが当然のように説明した。
私自身は技術屋で若かったころはポンコツ車ばかり乗っていたので、今でも車に興味がある。ジャーナリズムは電気自動車の時代がすぐに到来するような話題を提供しているが、私の予想では無理である。
ハイブリッド車はコスト高でも、その仕組みに興味があったので購入することに決めた。ハイブリッド車は音が静かであると話題になっている。静かすぎて歩行者が気がつかないことがあるので、運転手は気をつけなければならないという話も聞いた。しかし、1000km走行した今までは、そのような気配は無かった。
ハイブリッド車が静かで良かったと思うのは、深夜や早朝にガレージから出し入れする時である。バッテリーだけで動くので、エンジン音で隣近所に気兼ねすることが少ない。最もドアの開け閉めで「バタン」と言わせては片手落ちだが。
ハイブリッド車は出足が良いという。私自身は年相応にのんびりと運転しているので本当に出足が良いのか試していないが、確かに出足が良さそうだという印象だ。
ハイブリッド車について最大の関心事は燃費だ。燃費が計器パネルに表示され、最初はリッター当たり11km代だった。最近は12km代になっている。息子に言わせれば、「たったそれだけ?」と言うが、11年前のエスティマに比較すれば確かにガソリン代金が半減した感覚だ。
このハイブリッド車は高速道路で長距離運転した時は、燃費のメリットが少ないと思う。むしろ市街を走ったり、渋滞に巻き込まれた時に、エネルギーを回収するハイブリッド車の仕組みのメリットが最大限発揮されているようだ。

2008/4/8 火曜日

「青い地球を救う科学」 改訂新装版

Filed under: やさしい科学 — ak2889 @ 19:04:40

ありがたいことに、この本を沢山買っていただいて、昨年の12月に改訂版を出すことができました。以前の初版では、校正が不十分で、だいぶ沢山の誤りがありました。(その正誤表は、このブログに載せてあります。)
改訂版にしたのですが、こういうものは、なかなか完全なものには到達せず、まだ、いくつかの誤りを発見してしまいました。p。148の冥王星についてのコラムの中はそっくり見落としてしまい、冥王星の大きさを間違っていたりします。(ケアレスミスです。すみません。)そこで改訂正誤表をこの記事に添付します。こう書けば、もっとわかりやすい、誤解がすくないだろう、というところも正誤表に入れました。
そして、間違いを直したものを出さなければ、と思って、実はいま改定(改定第3版)の準備中です。何人かの方から、こういう本は2,3回は修正しないと間違いはなくならない、と言われて、ちょっとはほっとしましたが、コンピュータのプログラムも同じですが、間違いをゼロにすることは至難の業だと思います。
最近、南極の氷の色が変わってきたとか、地球の大きな変化が新聞やテレビに報じられていますが、まさにこの本で述べようとしたことですし、これらの危機に対処するために、本当の科学が非常に重要だと思います。若いみなさんの大いなる、そしてリスクをかけた勇敢な活躍を期待しています。   狐崎   2009.4.20 追加修正

2007/6/19 火曜日

どうして科学??

Filed under: やさしい科学 — ak2889 @ 11:39:03

前の原稿で並べた質問事項への直接な答えではありませんが、どうして科学離れが言われ、科学が必要だと言われるのでしょうか。大学の科学の分野の学生の数は、むしろ多少増えているくらいです。それなのになぜ??
思いつく原因を、いくつか並べてみます。
1)高校での理系の希望者が減っている。(本当にそうなのでしょうか?大学での理系の学生の数はほとんど変わっていない、やや増加している、という話も聞きます。)
2)大学の理系の学生の(特に入学時の)レベルが相当低下している。(一部の学生はマニア的に詳しいものもいるのですが、それは昔から同じでしょうし、悪いことではないでしょう。)
3)大学院に進む学生が減っていて、大学院生の中で外国人が占める割合が高くなっている。すなわち、日本人の大学院生の数が減少している。
4)団塊の世代が定年に達したが、その技能を受け継げる若い人がいない。(どんな分野、どんな会社でも、技能をつぎつぎに次の世代に引き継いでいくことは、伊勢神宮の式年遷宮のように古来から考えられてきた基本的な事項ですが、それを怠っていたというのは筆者には理解できない状況です。)

1)と2)は関連したことで、理系の学生定員は減ってはいないが、大学入試の時に低いレベルのものまで合格にせざるを得ない、ということだと思われます。

5)実際のもの、具体的なものを知らない、あるいは実際のものを知ろうともしない人が増えている。物を設計する科学技術関係者にも、そういうひとが増えている。
6)非科学的なことを信じていると思われる人が多くなっている。これはテレビや雑誌などに「占い」がしばしば出てくることに典型的に現れていると思います。

筆者は、自然をよく知ること(自然をよく知ろうと努めること)、そして論理的に(合理的に)考えること、の二つが基本的に大事な点ではないかと思います。非常に基本的で、だれもが理解していることだと思うのですが、それが崩れつつあるのはないかと心配しています。

公害や原子力の事故などで、科学技術のマイナスの面がマスコミで大きく報道されたので、若い人が科学技術の分野に進まなくなった、あるいは、医療事故の報道が多くなって医者を目指す人数が減ったり、学校の教員の責任を追及するような記事が多くなって教員の希望者が減っている、ということも、いかにもありそうなことだと思います。(マスコミが悪いと言っている訳ではありません。マイナス面を報道することも大事なことです。世の中の皆さんが、ものごとにはプラス面とマイナス面の両面が必ず伴っているということを考えた上で報道の内容を判断することが大事なのだと思います。)(マスコミで悪者にされている分野にあえて入ろうとする若い人は、それだけ肝の据わった人で、有能な優れたひとだろうと思います。)

こう書いてくると、一番大事なことは、ものごとを論理的に考えるひとを増やすこと、若いみなさんに論理的に考えていただくようにすること、かもしれないと思います。

2007/6/13 水曜日

科学ってなんだろう?

Filed under: やさしい科学 — ak2889 @ 11:05:50

多くのかたがたに科学を知っていただきたい、若いみなさんには科学の分野を目指していただきたい、ということが筆者の基本的な考えですが、さて、科学とは、と改めて聞かれると、これは案外、深遠な質問だと思います。
みなさんからの多くのご投稿を期待して、いくつかの質問(問題提起というほど硬いものではありませんが)を書いてみます。こういう質問もある、というご投稿も大歓迎です。
1)科学はいつから始まったのでしょうか。
2)18世紀の産業革命のあとから、急速に科学が発達したと思いますが、それはなぜでしょう。(産業革命以降に急速進んだ、というのは筆者の印象ですが、それ自体は正しいのでしょうか。)
3)筆者が知っている科学は「自然科学」ですが、「社会科学」という分野もあります。「科学」の定義、あるいは、「○○科学」と呼ばれている分野の共通点はなんでしょうか。
4)科学と戦争(軍事)、科学と宗教の関係は?(事実として、どんなことがあるのか。思想的なことは、この場の議論には含めないようにしたいと思います。)
5)自然の振る舞いを取り扱う科学と、計算機やデジタル装置のソフトのような自然には存在しないものを取り扱う科学とがあると思いますが、この2種類の科学は共通なのでしょうか、それとも違うものなのでしょうか。

筆者の簡単な答えの一例も書いてみようと思ったのですが、明日以降にします。みなさんの自由なご投稿を期待しています。設問の仕方自体が、誘導質問になってしまう可能性があるのですが、それをできるだけ避けて、みなさんのそれぞれの発想からのご投稿をおねがいします。   狐崎

2007/6/5 火曜日

「青い地球を救う科学」(東京図書出版会、2007)

Filed under: やさしい科学 — ak2889 @ 15:01:40

副題 エネルギーと身近な科学
こういう本を出しましたので、ぜひ読んでください。ごく一部の本屋にしか置いてないようなので、アマゾンなどのインタネット書店で購入してください。もちろん、お近くの本屋に注文しても入手できます。
この本は、最初の投稿に書いた考えのもとに、本当の科学とは、こういうものです、ということを分かりやすく書いています。埼玉県のある高校での特別授業の内容をもとに、すこし追加しましたので、高校生だけではなく、大学生の1,2年や高専のみなさんにも参考になると思います。amazon(インタネット書店)で書名で検索すれば出てきますが、それをさらにクリックすると、筆者(小生)が書いた14項目の特徴、おすすめのポイントが出てきます。
この本を簡単に紹介するために作った1ページのパンフレットをこの原稿に添付しますので、見てください。(この下線部分をクリックすると添付資料が出てきます。)また、校正の回数が少なくて、申し訳けないことにいくつかの誤りがありました。正誤表もこの原稿に添付します。(出版社に送ってあり、いまは正誤表を挟み込んでお届けしているはずです)角度の度と秒をまちがったりしていますが、本の趣旨に影響するような誤りはありません。

単にならったことをよく記憶するだけではなく、本質を把握して考える科学者がこれからますます重要になります。自然をよく観察し、自然をよく知った、そして科学的な考え方をする若いみなさんの力を大いに期待しています。

なお、難しい科学を解説するのにこういう方法もある、という点で、いますでに科学の分野におられるみなさんにもご参考になるかもしれません。いろいろな人がいろいろな言い方で自分の経験、考えを若い世代に伝えていくことが非常に大事だと思います。この言い方が大多数の若い皆さんに理解していただきやすいのかどうかは、今後の反応を見ないと分かりません。でも、若い皆さんも、みんな同じではなくて、それぞれに分かりやすい言い方があるでしょう。ですから、どのような言い方でも、それに受信感度の高い若い人が必ずいるはずです。われわれ経験者の側から言えば、みんなで、いろいろな言い方で若いひとに語りかけてみようではないですか、というのが小生の提案です。

2007/5/29 火曜日

もっと多くのみなさんに科学を

Filed under: やさしい科学 — ak2889 @ 10:57:23

もうだいぶ前から若いみなさんたちの「科学離れ」が話題になっています。
わが国がG7に入るほどの発展をとげているのは科学技術のおかげなのですが、これを将来にも続けていけるかどうかは、若いみなさんが科学技術に挑戦するかどうかにかかっています。わが国にはエネルギー源もほとんどありませんし、ほかの自然資源にも恵まれていません。外国から材料を輸入して、外国がぜひほしいと思うような製品にして(価値を付加して)輸出することが必要です。また、別の見方では、生活がよくなっていて、若いみなさんが挑戦するような対象がない、ということも言われていますが、科学の目で見てみると、そんなに安泰な状況ではなくて、いまから一生懸命に対策を考えて実施しなければ大変なことになってしまうかもしれない、という状況でもあります。地球の温暖化がそのひとつですし、石油などのエネルギー源の枯渇、そして世界の人口の急激な増加もあります。おそらく、この3つが世界全体に共通な3つの大問題でしょう。この困難に対処するのは科学技術しかありません。
さらにもうひとつの見方ですが、個人として考えたときに、科学技術はわれわれに大きな喜びを与えてくれるものである、という点もあります。人間の頭脳が、どういう事柄を喜びと感じるようにできているのか、いろいろな説もあり、将来にかけての大きな研究対象でもあります。が、いままで未知だったことを知ることに大きな喜びを感じることは確かです。ボイジャー宇宙探査機やハッブル望遠鏡の写真を見て感激するのはそのためです。あんな宇宙の遠くの様子が詳しく分かったって自分の生活にはなんのいいこともないのに、どうしてうれしいのでしょうか。同じように、世界のだれもまだ見たことのない自然の振る舞いを自分が最初に見ることができたら、それがどんなに小さなことであっても、それ以上のよろこびはないでしょう。巨額なお金も、社会での偉い地位も、比較になりません。そういう純粋なよろこびを得ることを目的にして科学技術の世界に進むこともいいことだと思います。学者といわれる人々の多くは、そういう純粋な目的こそが本物だと言うでしょう。(工学部出身の筆者としては、上記のいくつかの目的のどれでも上下はないと思います。社会をよくするためということだって崇高なことです。)

硬いことを書いてきましたが、このようなことを考えつつ、いままでよりも幅広いみなさんに科学に親しんでいただくように、そして、すでに科学の世界におられる方には、時間を見つけて、自分の分野の外にいるひとびとに科学に親しんでもらうように工夫していただきたい、という趣旨で、考えたことをいろいろ書いていきたいと思います。

たまたま、このページを開いたみなさんが、ご自分でも考えられたことを投稿してくださることを期待しています。

よろしくおねがいします。   狐崎(めずらしい苗字です。盛岡付近のもののようです。まだ親戚しか会ったことはありませんが、インタネットで調べると親戚以外の狐崎さんもけっこうおられます。そのうちのお一人とメールを交換しましたが、そのかたも東北出身のかたで、もしかする遠い先祖が共通かもしれません。)

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