英語の勉強と英語の諺(14)

この諺も中学校で学んだ。
“All work and no play makes Jack a dull boy.”
「勉強ばかりで遊ばない子供は立派な大人に育たない」と英語の先生はお話したと思う。勉強に励むことを中学校では大切だとしていたので、”play”を「遊ぶ」と理解すると他の先生が求めていることと矛盾していると思った。
人生64年経過すると、”play”についてもう少し具体的に分かったような気がする。”play”は人と人とのコミュニケーションのあり方を指している。人間社会で他人と自然にお話ができて友達になることのできる能力は、仕事人間でも大切である。卒論で優秀に感じた勉強のできる学生が、友達がほとんど居ない例を見かける。
もう一つ”play”は体を動かすこと、運動することだと最近思っている。少年時代に体を動かすことは大切だが、中年になっても、私のように還暦を過ぎても体を動かすことは非常に大切である。テレビで90歳を過ぎたような長寿の年配者が立派に一人でしっかりと歩いているのを見て感心する。
自分を振り返ると、何歳まで生きるか神のみぞ知るであるが、せいぜい運動と人付き合いを心がけ、この諺を広めたい。
“An old man’s sayings are seldom untrue.”

英語の勉強と英語の諺(13)

2007年もあと1日である。
この時期になると、1年間を振り返って、この諺を思い出す。
”Time flies like an arrow.”
この諺を習った中学校で英語の先生は次のように解説していた。
「光陰矢のごとし」、つまり毎日を大切にして努力しなさい、さもなければ、時はどんどん過ぎ去っていき、何も成果を挙げないまま人生で年老いていくよ。
先生は若い学生に、若い時代の時間の大切さを教えていたと思う。
確かに若い世代の時間は貴重である。勉強をするのも、スポーツをするのも、若い世代はどんどん成長し、知識も吸収する。無為に過ごすと、せっかく若い世代が備えている大切な能力を使わないままに貴重な時間が経過してしまう。
話し変わって、私の研究室では、現在卒論が山場にさしかかった。あと1月で卒論の締切と、発表会が予定されている。若い世代に限らず、締切が迫ると何故か人は普段の何倍も力を発揮する。残りの1月で、今までの10月分以上の成果を挙げる学生も居る。
先生としては学生を無事卒業させることができるかどうか不安である。
次の諺を期待したい。
”All’s well that ends well.”

英語の勉強と英語の諺(12)

学校でも会社でも話が上手で目立つ人がいる。そのような人を見ると、自分も同じように行動できないものかと考える。人生60年を過ぎて自分の行動パターンを振り返ると、別に目立つ役柄ではなかったが、それでも良かったのではないかと感じている。
“Actions speak louder than words.”
この諺のActionsは多分仕事のことで、「仕事のできる人には雄弁さは必要ない」と解釈できる。実際の仕事においては、口先の雄弁さは必要ないが、文章を書く能力は常に求められる。仕事の成果は文章によって表現されることが多いからである。
会社では数多くの人に出会ったが、初めて会う人の場合、その人物の能力を会話から推測することになる。仕事においては受け答えがはっきりしていて、難しい仕事も引き受ける部下に出会うと頼もしく感じる。ところが、時にこの頼もしいはずの部下の仕事が、一向にすすまない事例に出会ったことがある。そのようなときには、次の諺を思い出す。
A bad excuse is better than none.
会社では、予定通り仕事が進むことはまれである。仕事が遅れたときには、的確にその理由を説明すること、そして対策をはっきり提案し即実行することが求められる。そのような事態に追い込まれたときこそ、この諺のアドバイスを大切にしたい。
“Actions speak louder than words.”

政治決断できない政治:リコールしかないのか?

60才台の3名が珍しく政治について会話した。
「薬害患者を一律救済しないのはどうしてだろう」
3人とも当然一律救済すべきであると考えていた。
「国(官僚)が原因で国民にかけた迷惑を、なぜ国(官僚)が理屈をこねて一律救済しないのか?」
3人とも理解できない。
「社会保険で名寄せができないと言うが本当か?」
「残りの4000万件はデータマイニングの最新技術をつかったら、少なくとも名寄せを信頼度レベルでクラスタ分けできると思うよ」
「できる人に相談しないで、名寄せの仕事が欲しい大企業に相談しているだけかも」
「名前が一致しても、他の項目が合わないと、社会保険庁では面接者を追い返している」
「面接はマニュアル通りで、名寄せを重視することよりは、厳格なルールの適用を重要視しているのだろう」
「社会保険庁の仕事がいい加減だったからこのような事態になったのに、どうして名寄せ面接が厳格なのだろうか?」
3人とも理解できない。
「政治決断ができない政治家が首相になってしまったことが・・・」
「自民党は安倍さんも、今度の福田さんも、どうして総裁として選んだのだろうか?」
「このままでは、どんどん自民党の支持率が低下する」
「最近の政治を見ていると、自民党が首相選びで失敗したことを証明している・・・」
「そもそも自民党の内部が本当の政治ができなくなっているのではないか・・・」
3人とも「そうに違いない」と感じた。
「すると自民党は衆議院解散を避けることだけ考える方針かも知れない」
「ねじれ国会がこのやりきれない政治のまま、あと2年間つづくのか」
「リコール活動しか手段が無いのでは・・・」
「そうかも知れない」
3人とも途方にくれた。

言語感覚とネット検索のスキルがハイテク・ビジネスの情報収集では重要

「ハイテク・ビジネスでは言語感覚とネット検索のスキルが決め手のひとつである」と考えています。
・ハイテク・ビジネスでは収入向上とビジネス上のリスク低減化が大きなテーマになります。
・これらを具現化するものが、契約書(覚書)です。
・契約書がなければ商取引の世界ではお金が動きません。
・契約書の作成に際して、収入向上とビジネス上のリスク低減化を意識して、適切な単語(数字、単位)を選び、文章に組み立てます。
・市場にマッチした文、顧客(株主)に納得させ易い文等々、社会文化やビジネス文化を把握して、初めて効果的な契約書を作成できます。
・文化は言語であり、言語は文化であると考えていますので、言語感覚は重要です。
・社会文化やビジネス文化の把握に当たっては、手軽なネット検索の活用をお勧めするとともに、情報源を2つ以上にしてそれらの情報を比較するダブルチェックをお勧めします。
・このような背景からまとめたコラム文が、「言語感覚とネット検索」であります。
・原文が下記に出典されているので、議論のベースとして一読していただければ幸いです。
http://www.mekikies.com/japanese/news/071121_dreamcatcher.htm
http://www.mekikies.com/japanese/news/dreamcatcher_s.pdf
・暗号通信とナバホ・インディアンの関連話(ドリームキャッチャー、暗号通信兵)も述べていますが、ここでは①文化を加味するローカライゼーション情報検索と②2つの言語を使ったダブルチェック・ネット検索を提案しています。

薬害C型肝炎の被害者は無条件で救済すべき

 血液製剤「フィブリノゲン」が引き起こした薬害の被害者は一律救済をすべきで、政治決断を強く希望する。ある例では被害者は出産時の出血を止めるために、知らない間に「フィブリノゲン」が投与されていたという。この話は他人事ではない。
 我が家は3人の子供を既に成人させたが、一歩間違っていたら母親が同じ目にあっていたと考えると恐ろしい。国は一方では少子化対策で努力しているのに、子供を産む母親に国の失策で被害者を作り、しかも救済をしないというのはどう考えてもおかしい。
 一律救済ができない理由として財政の悪化を指摘していると報道されているが、とかく批判の多い防衛予算の金額と比較したら、救済のための資金は取るに足らない金額である。
 桝添厚生労働大臣の言動に対して批判があるようだが、桝添氏の発言は「何もしない、何でも隠す官僚組織を動かす」上で、非常に効果的である。組織は、分かりやすい目標を立てることで動く。
 5千万件の「宙に浮いた年金記録」の特定作業が遅れていることが、公約違反だと国民から批判がある(日本経済新聞12月15日朝刊2面)と言うが、私は国民の一人として「批判」しない。むしろ「賞賛」する。賞賛の理由は、桝添大臣が目標を分かりやすく立て、その目標に対して一歩でも近づける努力をしているからである。ここで、国民が批判していると判断したら、それこそ「自分たちの失敗を隠したい官僚」にとって、思うツボである。
 有能な国民の多くは私と同じ考え方をすると感じている。野党が桝添大臣を「公約違反」として攻撃するのであれば、「組織や人を動かす能力が野党にはない」と国民が感じるに違いない。次の選挙では桝添大臣がかっての小泉さんのように頼れる政治家として人気を集める気配がある。
 福田首相も桝添大臣も、追い詰められているのではない。優れた政治家しかできない政治決断を今求められているのだ。「薬害C型肝炎の被害者を一律救済する」と政治決断したら、自民党が次の総選挙で圧勝すると予想する。

英語の勉強と英語の諺(11)

今年もクリスマスが近づいてきた。冬の寒いシーズンにクリスマスソングは暖かさをくれる。子供が小学校低学年まで、毎年のようにサンタのお土産を何にしようか迷った。クリスマスイブの夜、仕事が終わってから普段入ったことの無いおもちゃ屋さんに行く。すると、サラリーマンサンタが沢山居た。
小学校も高学年になると、子供はサンタについて親に質問してくる。「サンタクロースはほんとうは居ないんでしょう?」我が家の3名の子供は順に同じようにこの質問をしてきた。
この質問に答えるのが、親として楽しかった。英語の諺で類似の表現があるとしたら、この文章かも知れない。
”All things come to those who wait.”
無論、子供には日本語で答えた。「サンタさんが居ないと思う子供にはサンタさんは来ないよ。」
子供はちょっと考えて「サンタさんは居る」と言う。
この会話も中学生になると大分会話のテンポが変わる。サンタはお話だと理解したうえで、子供は「サンタを信じます。」となり、大学生になってもクリスマスイブにサンタが来ることを期待している様子を親にそれとなく話す。
サンタさんの話題は家族に楽しい思い出を残した。サンタが親にくれた「家族の思い出」である。
夢をもつ子供が居る家族は幸せである。
”All things come to those who wait.”

英語の勉強と英語の諺(10)

“Do as I say, not as I do.”
英国のYAHOOにアクセスして諺を調べたら、15世紀ころの諺のなかに、この文章があった。
中学生の頃だったと思う。親にもらった本立てにこの諺が書いてあった。中学生の英語の知識でこの文章を読むと「私が話すようにしなさい。私がしたようにしないこと。」と訳せる。当時は、親が勉強しなさいと言うので、前半は「勉強をしなさい」と理解しても、後半をどのように理解するか不可解なままだった。
人生も還暦を過ぎると、人生のすべてについて達観しているかと言えば、そうではない。相変わらず、迷いの多いままである。
“Do as I say, not as I do.”を解釈すると、「私が君にアドバイスする言葉は理想的なのでそれに従いなさい。実際私は理想的にはできなかったので私のやったことをまねしないでください。」となる。
自分が親になって、3人の子供を育てる段になると、この諺をしばしば思い出した。親が子供の見本となることができれば、この諺は必要ない。親は子供に自分より立派に育って欲しい。したがって、この諺は親が子供に言いたい文章である。
ところが、子供は親の言葉に従うとは限らない。そのことに気がつくと、”Do as I say”のフレーズは、子供の人格を認めるようになって、つまり子供が成長することで、徐々に忘れられて行く。
何時の時代も親は子供に言う。
“Do as I say, not as I do.”

英語の勉強と英語の諺(9)

結婚に迷っている若者に是非聞かせたい諺である。
”My advice to you is to get married. If you find a good wife you’ll be happy; if not you’ll become a philosopher.”
— Socrates
このソクラテスの諺について、結婚して34年の私の解釈を一つ述べよう。
多分結婚すべきかどうか迷っている若者(男性)に対して、
「私のアドバイスはとりあえず結婚してごらんだよ。もし彼女が良い妻であれば君は幸せになるし、そうでなければ君は哲学者になれる。」と話しかけている。
この諺に対する疑問は、「幸せな夫」と「哲学者」のどちらを選ぶべきだと暗示しているか、である。
ソクラテスの言う”philosopher”は現代の「博士」に置き換えることができよう。コース博士を卒業した人は別として、論文博士の取得に家庭を持ちながら挑戦したら、「博士の学位」を取得するには大変は努力が必要である。もしあなたが「幸せな夫」であれば、「博士」学位を取得するための苦労をしようとは思わないに違いない。家庭でのんびり出来ることほど、幸せなことはない。
しかし、何らかの事情が発生すると、「幸せな夫」であった人も「哲学者」への道を歩み始める。夫婦仲が悪くなれば家庭の居心地が悪くなり、職場で仕事をしている時間を好むようになる。職場には夜遅くまで沢山の上司が残っているし、理由をつけて飲み屋に行くグループがある。かなりのケースで夫婦仲が悪いのであろう。
職場でへとへとになるまで仕事をするのも手であるが、哲学者になる仕事をしてもよい。自分の専門についての知識を出版すれば、それこそ哲学者第一歩である。その本が社会で評価されれば大学教授の道が開ける。
結婚生活34年を経るとこの諺の意味を次のように解釈できる。
”My advice to you is to get married. If you find a good wife you’ll be happy; if not you’ll become a philosopher.”
— Socrates
「とにかく結婚しなさい。最初は幸せな夫を経験するかも知れないが、長続きはしないよ。それでも君は仕事に励むようになり、君の専門能力が向上し、その道のエキスパートになれる。」
結婚万歳!