クラスター爆弾廃絶に賛成
本日2008年5月31日の朝刊に、福田総理のリーダシップで渋る防衛省を説得し、クラスター爆弾の廃絶に日本も賛成することになったと報道されていた。福田総理のリーダシップに敬意を表したい。
日本は平和憲法の国であると教わってきた。それがクラスター爆弾の完全廃絶に賛成しない方向であると最近の数週間流れていた。平和憲法の国で、クラスター爆弾が必要であるとする主張に違和感を感じていた。
外国に日本が攻め込んできたときの水際作戦に有効であると主張するのがその根拠だったようであるが、200億円以上も使って保有することに意味があるとは思えない。むしろ200億円が使われないことに意味がある。
次のような話を聞いたことがある。一昔前は、米国のように軍需産業の兵器開発に莫大な研究開発投資を行い、そこで得られた研究成果が軍需産業以外の技術レベルを向上すると考えられていた。ところがすでに時代は変わってしまった。現在では米国の兵器でも日本の民需技術が多用されているという。活発な国際経済交流が大きなマーケットを生み出す。巨大市場向けの技術は製品が多量に販売できるために安価であり高信頼度である。そのため、軍需品にかなり採用されている。
軍需品でもその部品が各国から提供されている。つまり、一国では生産できない。だとすると、戦争を始めるとお互いに部品や食料を得るのに困難を伴うような状態が発生する。戦争は敵も味方も不幸にすることは昔から明らかであるが、現代の便利な時代に生きている我々にはさらに大きな苦痛を伴う。我々は昔の生活に戻れない時代に入った。兵器をなくしていこうという世界の潮流に日本も貢献して欲しい。
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