普天間問題で混乱しているのは鳩山政権かジャーナリズムか?

3月27日朝の民法テレビニュース番組を見ていて気になった。普天間問題で移転先候補が多数リストされ、候補地も移転の進め方も次々に変化する様子を、解説者3名が鳩山政権に統率力がないといって批判していた。
鳩山首相は普天間基地の移転方法について様々な考え方が出てくることを最初から許容している。このことが対米国外交の面で統一性がなくて恥ずかしい、あるいは鳩山首相が指揮能力欠如だという指摘につながっているのだろう。
私の見方はこのようなジャーナリズムの指摘と正反対である。
そもそも政治的に重要な課題の決定プロセスが、長年続いた自民党政権では密室政治」で決められていたことを批判してきたのはジャーナリズムである。政府の方針であるという錦の御旗を前面にだして、地元に有無を言わせない「密室政治」の手法であった。この手法をとることで無用な混乱を招かないというのが自民党政権の最大の説明理由だった。しかし、深く考え広く国民に訴える政治ではなかった。
鳩山首相は密室政治と正反対な政治的手順を採用している。様々な主張が公になることを許容し、各大臣も自分の意見を表明している。恐らく米側にも打診しながらブレンストーミングを行っている。このことをジャーナリズムは批判すべきではない。ジャーナリズムが主張すべきは、普天間問題を解決する上で必要な条件をわかりやすく国民に説明すること、そして時として「反対」ばかりの候補地住民に対して、基地受け入れを許容する地元住民の動きなどの条件をジャーナリズムの立場で整理し提案すること、である。
普天間基地問題においてさまざまな移転候補地が議論されることで、広く国民の注目を集めている。結果、ジャーナリズムにとって格好の仕事のネタになっている。議論が発散すればなおさらだ。ジャーナリズムは鳩山政権から稼がせてもらうチャンスが与えられているので、鳩山政権を積極的に支持する戦略に出ても良いのではないか。それとも元の「密室政治」に戻れと言いたいのか。
ネットの普及でジャーナリズムの足もとが揺らいでいる。ジャーナリズムは国民に正しい選択を示せるかどうかを問われている。上滑りの批判だけでは、ジャーナリズム自身が国民から見放されよう。

カール爺さんの空飛ぶ家

飛行機の中で夕食後の映画をみようと小さな液晶画面をつけた。ディズニーのロゴが表示され番組がはじまった。60代半ばを過ぎると、優しくて安心できる映画の方が、騒々しくてめまぐるしい若者向けの映画よりも気楽に見れる、とチャネルをそのままにしていた。幼児向けの単純な番組だったらそのうち切り替えようと思っていた。
最初子供二人が冒険ごっこをしていた場面、その内小さな家庭で幸せと希望一杯の若い夫婦二人、そして子どもができなかった妻の悲しみ、愛する妻に先立たれて一人だけ残されたカール爺さん、誰でも経験する人生の最終幕で、カール爺さんと自分の置かれた立場が重なった。
最近の日本でもよく目にする光景、古い木造の家がポツンと一軒だけ残されて、周囲は大きなビルの再開発が進む。カール爺さんが小さいときに考えた冒険も手にした風船が運んできたが、爺さんは沢山の風船で家ごと昔妻と話し合った冒険に出かけた。
そのつづきはディズニー仕立ての冒険物語だった。
ディズニー映画に出てくる犬は人とお話しする。我々の周囲でも犬と一緒に生活している年配者をよく見かける。子供向けの番組だけれど、冒険に参加する腕白坊やと頑固な爺さんの会話が巧みで、楽しさを誘う。むろん悪者やその手先の怖い犬も出てくるので、追いかけっこでスリルもふんだんに盛り込まれている。
人生60代に入りすでに一仕事終わったお爺さんお婆さんにお知らせします。ディズニー映画は子供向けと思っていたが、「カール爺さんの空飛ぶ家」を見に行くときは、そっと涙をふくハンケチを忘れないように。

Sea Shepherd: a clever group to produce hate and gets money

Sorry to say, following my English is not good enough for you to read but I would like say something for our better relation. Generally speaking, most of Japanese are not well at English. So they are silent when they face some international issues. The silence does not mean the allegation of Sea Shepherd is supported by Japanese.
The Sea Shepherd is very clever. Because it gets a lot of money by their dangerous activities. The activity broadcasts by mass media are quite effective tool to gather the money from Australian citizens. Thus it is explained by Japanese mass media. Probably this is the reason Sea Shepherd is so persisting to attach Japanese vessels.
Inflame Australian peoples hate to Japanese is very clever way for Sea Shepherd to get money. But is it surely clever way to keep respect between both countries? I know everyone has his opinion and he is free to speak his thinking, but Sea Shepherd is exceeding the border line to keep our good neighborhood.
I hope the good friendship between two countries should not be collapsed with your activity, i.e., Australian people help them to increase hate between two countries.

トヨタ車急加速騒動について

本日3月9日早朝5時ころラジオAFN(810)を聴きながら出勤ドライブをしていた。NPR(National Pulic Radio)が車のコンピュータ制御について専門家と対談していた。女性の専門家の指摘で、車を操作する人と車の間にコンピュータが入ることで、人が意図しないトラブルが発生すると話していた。短い番組だったが、番組後半には車に搭載されたコンピュータが通常のドライバーではできない安全操作をしていることも説明していたので、単にトヨタのアクセル電子制御に問題があると指摘していたわけではなかった。
昨年8月にトヨタ車エスティマハイブリッドを購入しすでに7000km以上走行し全く快適である。個人的には米国でトヨタ叩きが始まって、特に「運転中に急加速する」というトラブルが発生するというのは、信じ難かった。トヨタ社長が米議会の公聴会に出席して、「アクセル関係の電子回路に設計上の問題はない」と説明したのは、技術者としての私の立場から当然のことだと思う。
「急加速」が沢山米国の消費者から報告されていて、最近米国議会や米トヨタが専門家に評価を依頼しているようなので、私の技術経験から何が言えるかを考えた。また、今朝聞いたラジオ番組から車に組み込まれたコンピュータが急加速を引き起こした原因は何かと、自然と頭が考えた。
原因は恐らく「ワイアーハーネスとコンピュータの接続」にある。これが私の頭が推測した結論だ。
私の技術者としての経験は「ネットワークに導入したコンピュータシステムが発生するトラブル」の解決が印象的だった。ワイヤーハーネスは車の中の配線を指す。車の情報化は大変進歩したので配線も多い。ワイヤーハーネスは銅線でできているので、当然周囲の電磁界の誘導を受ける。つまり雑音のような信号が、アクセル踏み込み量を知らせる電気信号に混入する。このことは常識で、無論トヨタは知っていて対策もたてていよう。シールディングと呼ぶ金属膜や接点で回路の周囲を覆うことで、電磁波ノイズの混入を防ぐ。
電磁波ノイズ対策はシミュレーションもある程度できるが、経験によるところも多い。1000万台以上の車を生産し、ワイヤーハーネスの調達先が多数あるとき、ワイヤーハーネスが雑音を拾う組み合わせのバリエーションは数多くなる。たまたま不都合なワイアーハーネスとコンピュータの組み合わせにもぐりこんだ電磁雑音がアクセルを制御するコンピュータを誤動作させた可能性が高い。
ただこの点でも、技術的に信号を二度送りする、信号に誤りが発生したことを検出する誤り訂正符号を利用するなど、トヨタの技術者は知っているだろう。
もし米国でトヨタ車が急加速したという消費者の主張が事実だとすると、上記の技術を適用しても急加速のトラブルが発生したことになる。その場合、ワイヤーハーネスから飛び込んだ雑音が「急加速」の信号に化けたことを意味する。滅多に発生しないことだがここにディジタル信号の見逃しがちな性質がある。それは「ディジタル信号は正確に嘘をつくこと」である。言い換えると、何らかの「エラーが原因である」という兆候が見えないのだ。このような事実は私が経験したシステム開発の仕事で経験した。
解決策はあるのか。YESだ。光ファイバをワイヤーハーネスに置き換えることで可能だ。光ファイバーをワイヤーハーネスに置き換えるにはそれなりの投資が求められる。ただ銅線よりは格段に電磁誘導の影響を受けないことを技術者は当然昔から知っている。それでも採用されなかったのは、従来の銅線に頼る技術は実績があり、それを覆すだけの理由がなかったからだ。
トヨタ車が光ファイバーワイヤーハーネスを採用し、再び世界第一の車ブランドに返り咲くことを期待する。

ドイツから訪ねてくれた友人の子供

およそ35年前、ドイツ人のご家庭を訪問する機会があった。もしかしたら貴族の子孫ではないかと思った。訪問先のお宅は森の中にあり、友人の趣味は狩猟だった。
朝早く狩猟の様子を見せてもらった。分厚い重いコートを着せられ、森の中を歩いたと思う。ほんの数十メートル離れた林の中で鹿がこちらをじっと見ていた。
「じっとして動くな!」と言われて、そのまま鹿の方を見ていた。経験した事のない銃声が耳に響き、鹿はその場に倒れた。友人は獲物の鹿を自宅に運び、解体作業専用の部屋に持ち込んだと思う。我々は慣れていないので、解体の作業は見学できなかった。
その後35年間、毎年クリスマスカードのやり取りが続いた。我が家の写真をおくり、先方からも家族の写真が届いた。友人の訃報も届いた。友人は他界したが、クリスマスカードに写真を入れて互いの様子を知らせることは続いた。
友人は3人の子供に恵まれ、立派な大人に成長している。我が家も子供3人が社会人になった。友人の子供の一人からメールが届いた。我が家に遊びに来て良いかと尋ねている。韓国の大学に留学し、ほぼ10カ月経過し、そろそろドイツに戻る時期になり、日本を訪問してみたいという気持ちになったようだ。
3日半の短い日本滞在だった。初日は浅草寺、明治神宮を歩き、皇居周囲を雨の中散歩した。我が家の空いている子供部屋に泊まってもらった。新幹線を手配して一泊旅行で京都見物もした。秋葉原のメード喫茶を経験したいというので、我が家の息子二人を同行させた。息子たちも初めての奇妙な経験だったようだ。
35年前にドイツでお世話になった分の一部でも今回お返しができたろう。ドイツの友人家族との交流が我が家の子供たちに引き継がれようとしている。誰でも海外に友人を持てるし、交流もできる時代に感謝したい。