釧路へ一人旅

仕事で釧路へ2泊3日の旅行をした。北海道は梅雨がないので、この時期旅行シーズンだと聞いていたが、人影は少なかった。パック旅行に組み込まれていた釧路駅前のホテルは函館から来た高校生でにぎやかだった。釧路駅前は閑散としており、これで駅前と言えるのかというほど人影が少なかった。ホテルでコンビニの場所を尋ねると和尚市場にローソンがあると教えてくれた。
最終日は天気予報で雨模様だと言うので駅前のレンタカー屋を巡って12時間契約で本田のハイブリッドを借りた。カーナビを操作していると厚岸(あっけし)のグルメパークとかが表示されたので、そこに行くことにした。約40キロメートルの距離だ。釧路は猛烈な霧で覆われていた。厚岸も海岸に近づくと濃い霧に包まれた。厚岸のグルメパークでは昼食を食べた。牡蠣とブタのドンブリは胃の負担が重いので残した。観光バスが3台到着し、賑やかになった。
グルメパークは高台にあり、厚岸の湾が一望できる。湾をまたぐ赤い橋が印象的だ。あの橋を渡ろうと車を動かした。その先には「アイカップ(愛冠)岬」の表示があったので岬見物とした。アイカップ岬の駐車場には車が一台駐車しておりカップルが先に岬見物に来ていた。霧が深く静かだった。
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アイカップ岬への霧の道
カップルが歩いて行った様子を写真にとった。この写真の先に岬がある。濃い霧で海は見えなかった。岬にはカップルの幸せを約束する鐘がある。先に歩いて行ったカップルは鐘を鳴らしていた。私は、無論鳴らさなかった。
岬からの戻り道にアイカップ自然史博物館に立ち寄った。駐車場に戻るとカップルの車は既に立ち去っていた。小さなみやげ物屋には中年の女性が店番をしており、コーヒー缶と飴を買って尋ねた。「ここはカップルが来る場所なのでしょうか?人も少ないですね。」女性は答えた。「今の時期はいつも少ないのです。」しばらく間をおいて付け加えた。「一人で来てもいいんですよ。」
親切な人だ。一人旅に気を使ってくれた。

線量計を買ってみたら

最近では毎日のニュースで放射能測定値が報道されるようになった。小さい子供たちを学校に通わせている親たちが、文部科学省の前で、年間の累積被ばく量の許容値として10ミリシーベルトを目安とすることに抗議したことは大々的に報道された。その後文部科学省は1ミリシーベルトに目安を変更して、校庭の土の入れ替えなど検討している。小学生の親でなくても誰しも放射線量は気になる。
3月11日の原発事故以降、試しにガイガーカウンタの組み立てキットを手に入れようとネットで調べたがどこも在庫がなかった。あれから3月経過したので、そろそろ放射線量計も値段が落ち着いた頃だろうと、ネットで注文してみた。ネットで調べると10種類以上の線量計が表示され、お値段も1万円程度から数10万円以上までと幅広い。その内一番安いクラスの線量計をクレジットカード支払いで購入した。
原発事故当初は線量計が手に入らないと聞いたが、今回は1週間以内に手元に届いた。日本語の簡単な説明がついていたが分かりにくい。この線量計は音で放射線の強さを知らせる。テレビ報道で「新宿では0.10マイクロシーベルト」などと言っているが、どうもそのレベルは通知しないようだ。安くて小さい線量計を購入したので、買い方を間違えてしまったか?。
米国製のNukAlertという線量計のウエブサイトにアクセスして英文を調べた。短いサイレンのような警告音「チャープ」をならす。およそ30秒に一回だけチャープが鳴る場所では、1時間当たりの放射レベルが0.1Rとある。この「R」の意味が分からない。商品についてきた取扱説明書の冒頭に「R/hr」は10mSVと書いてある。また、1時間当たりの放射レベルが0.1Rの意味は、1時間その場所に滞在すると1ミリシーベルトの放射線を浴びることになる、と記述している。
テレビニュースで流れる例えば「新宿で0.10マイクロシーベルト」のレベルは、「新宿に1時間滞在すると0.10マイクロシーベルトの放射線を浴びることになる」という意味に理解することで、手にした線量計は1マイクロの1000倍の放射線量、つまり1ミリシーベルトでチャープ音を発することが分かった。
調べているとき何回かサイレンのような音を発した。この線量計がチャープ音を出すときは放射線が通常の1000倍有る時らしいと説明書から推測したので、そんなに強いのかと困惑した。そこで再度ウエブサイトを読んでみた。NukAlertはガドリニウム酸硫化物の蛍光発光を検出する仕組みで、暗い緑色発光により光検出セルの硫化カドミウムの抵抗値が減少し、その値により放射線の強さをマイクロプロセッサが測定する。ただし、この検出部品には欠点があり、温度が上昇するときにはアラーム信号を出してしまう傾向があることだ、と説明していた。確かにNukAlertを手にとっていじっているときにチャープ音が何回か鳴り、机に放置しているときはほとんど鳴らない。
サイトの紹介文には次のような記述もあった。完全な放射線測定装置といえるもの、つまり感度が高く、応答が速く、放射線のエネルギー測定で誤差が無く、バッテリー消費が少なく、頑丈で、環境に優しいという装置は現在は存在しない。ガイガーミューラ管はデリケートで低放射線レベルで測定値が飽和してしまい、高電圧が必要なのでバッテリー消費が多い。電離箱は極端に弱い信号レベルなので高価で環境が発する電磁波信号に反応しやすい電子回路を使わなければならない。シンチレーション検出器は珍しい材料でできた大きな結晶を必要とし、デリケートな電子部品を使う。フォトダイオード検出器は高価で温度に敏感である。(http://www.nukalert.com/technical.htm)
放射線量の測定手段にもいろいろありそうだ。

谷垣総裁と公明党は小沢さんと手を組みたいようですね。

自民党と公明党は不信任案を提出した。党首討論で自民党と公明党は菅総理に対して復興の不手際を批判したが、復興を菅総理一人で作業しているわけではない。たとえ自民党や公明党が政権を取ったとしても、菅総理よりうまくやると期待する人はわずかである。
党首討論後の谷垣総裁と公明党党首との会談では、小沢グループの抱き込みを狙ったのであろう。自民党と小沢グループが一緒に行動することになれば、小沢グループの灰色のイメージが民主党から自民・公明グループに移ることになる。
民主党から小沢グループが分裂して、自民党・公明党・小沢グループが一つにまとまり、民主党から小沢グループが抜けて灰色のイメージがなくなれば、次の選挙では無党派層の動きが大きく変わるであろう。谷垣総裁は小沢グループと同じ灰色のイメージで自民党を染めるために今回の不信任案を提出したということになろう。
1年ももたなかった元鳩山首相が在任1年を経過した菅総理を引きずり降ろそうと動いている。ろくに仕事もできず、沖縄の米軍基地の問題ではかえって問題をこじらした鳩山さんの出番だ。物事をこじらせる鳩山氏は親分で灰色イメージの強い小沢さんに従い、現在の政治をさらに混乱させようとしている。
明日不信任が可決されたとしても、菅総理が衆議院を解散する大決断を希望する。小沢グループを味方にした自民・公明グループを国民が支持するかどうか選挙で民意を聞いてみよう。混乱の原因が谷垣総裁、公明党それに小沢・鳩山グループにある以上、現在支持率が低い菅総理の起死回生策になる可能性がある・・・と予想するのは私だけだろうか。