2014/6/30 月曜日

71歳のヨーロッパ旅行(3)

Filed under: 熟年旅行 — mizusawa @ 0:55:57

ヨーロッパと日本の時差は8時間で、こちらの時刻に体を慣らすのに時間がかかる。毎日休憩時間をとって寝ているので徐々に体調が回復している。今朝は4時ころ起き、再度ベッドに入っても寝れそうもないので起きることにした。お世話になっているエバンスさんの別荘は庭に沢山鳥が訪れる。曇って時々雨の天気だが、温室と似た天井もガラスで覆われたリビングダイニングから庭が目の高さで見えるつくりになっており、訪れる鳥を見ていると楽しい。今朝はキジ(Pheasant)が朝早く庭を散歩していた。ウサギ2匹も朝食中で、近所の柵で囲まれた敷地には20匹以上を昨晩見かけた。エバンスさんの別荘の庭は背の高い木立の柵で三方が囲まれていて、芝生で覆われており、2本の古びたリンゴの木が立っている。リンゴの木は片方が小さな実をつけており、他方は殆ど実が無い。昨年沢山なったので、今年は少ないのだろうと話していた。窓越しに近いリンゴの枝2か所にバードフィーダが吊らせられており、小さな鳥が終始朝食に訪れる。二つのバードフィーダの一方には小鳥向けに小粒の種が入っていて、別のバードフィーダにはトウモロコシなど大きめの種を入れているという。種類の異なる鳥を招待しているそうだ。バードフィーダに入れる別の高価な餌を使うと色の綺麗な鳥を引き付けることもできると話してくれた。
エバンスさんの別荘Burnham Thorneの庭
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朝食後Burnham Marketに車で出かけた。途中2か所教会を見せてもらった。教会に人気が無いのでPriestは何処にいるのですかと聞いた。最近は一人の司祭が10か所も掛け持ちで回っているのだそうだ。Burnham Marketは昔からの広場に車が沢山駐車している商店街だった。パン屋、帽子屋、八百屋、肉屋などを回り、古本屋にも入った。古本屋の3階には昔の日本を紹介する本も置いてあった。帰宅して休憩した。玄関近くに道具類をしまっておく物置がある。中にはご主人のお父さん、お爺さんが使ったという木材加工用のワークベンチが置いてあった。金属製のカンナ、ドリル、金鎚、鋸など昔の工作用品は大型だった。

2014/6/28 土曜日

71歳のヨーロッパ旅行(2)

Filed under: 熟年旅行 — mizusawa @ 14:14:24

イギリスに到着して3日目は昨日までの快晴とは異なり時々雨が降るあいにくの天気だった。Evansさんに誘われてHOLKHAMに行った。HOLKHAMには巨大な領地を所有する館がある。16世紀にSir EDWARD COKEが富を蓄え、現代まで続いている領地で、屋敷内が公開され部外者でも訪問して散策することができる。敷地は塀で囲まれていて、その周囲を車で走ったが皇居のジョギングコースより長いと感じた。館の周囲は見渡す限りCOKE家の所有物で農民に貸しているという。廃藩置県がなければ日本でも大名がこのような広大な敷地を現代まで所有していた可能性があると思った。塀の中に入るとお城といってもよさそうな庭と湖を配置した建物がありHolkham Hallと呼んでいる。館外の駐車場に車を止めて敷地に入り、右手方向に歩くとオベリスクが立っていた。Coke家は地域産業である農業の近代化に貢献したという記念碑だ。周囲で鹿が何頭もこちらを観察していた。入門したゲートに戻り、観光客が集まるカフェで入場券を買った。あいにくHallは入場できなかった。Bygones MuseumとWalled Gardenを散策した。Museumは多様な昔の道具を展示していたが、個人的に興味を持ったのは英国の産業革命を担った蒸気機関エンジンを搭載した農業用機器類だった。昔懐かしい日本でもお目にかかったオースティンという乗用車も展示されていた。これら昔の機械を修理する作業はすべてボランティアが行っているという。Walled Gardenは4メートル以上と思われる煉瓦造りの高い塀を広い敷地に配置した植物を育てるための農地だった。高い塀に囲まれている理由を聞くと風を防いで気温が高くなるので農作物や花の育成に適しているとのこと。寒い気候の大地を利用するための工夫のようだ。夕食はフランスを破った英雄NELSONが戦争に出発する前に立ち寄ったと宣伝していたNELSONの名前を冠したパブで夕食をとった。パブではフランス人の客人が来るとナポレオンとNELSONのどちらを英雄と考えるか戦いは続いているようだ。
パブの前に広がる麦畑と虹
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71歳のヨーロッパ旅行

Filed under: 熟年旅行 — mizusawa @ 2:29:30

羽田からロンドン向けのANAに乗り12時間かけてヒースロー空港に到着した。空港には長年友達のエバンスご夫妻が出迎えてくれた。ヒースロー空港のターミナル2に到着したが、昨日新しく利用開始した空港で、エリザベス女王が式典に来られたと教えてくれた。ご夫妻の車で親類のお宅に立ち寄って紅茶をご馳走になり、さらに車でNorfolkまで2時間以上ドライブした。到着したのは広大な畑に囲まれた田舎の家だった。夜遅くに到着し疲労も重なっていたので、簡単な夕食をとりそのまま就寝した。長時間飛行機に乗るとおしっこが出にくくなる状態が再発することがあると医者に教えてもらっていたが、その通りの状況になり一晩何回もトイレに行く状況になった。
翌日はエバンスさんに連れられて近くの町に買出しに出かけた。北側に海が控えた漁師町で、地元では観光地になっていた。潮の満ち引きが大きく、我々が散歩した時にはボートが多数砂の上で横になっていた。
砂浜の港
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若者二人が岸壁に座ってカニ釣りをしていた。袋に餌を入れ、糸に結んだ袋をそのまま海中にたらすとカニが袋に抱き付く。そのまま糸を手で引き上げるとカニが釣れる。人通りの多いメインストリートには小さなお店が並んでいて、肉屋、八百屋、観光案内所などに入った。年配者が多かったので年金生活の人が買い物に来ているようだ。エバンスさんのご主人は1940年生まれでワールドバンクで世界中を飛び回った人だ。高校時代まで生活した場所を案内してくれたが、昔のままの街並みが残っている。石と煉瓦造りの家は街並をそのまま保っている。

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