2015/6/15 月曜日

運転免許の更新

Filed under: 70歳代が考えること — mizusawa @ 9:25:22

72歳の誕生日を迎え、一日前に運転免許の更新に行くことにした。70歳代に入ると以前の運転免許の更新に加えて「高齢者講習」の修了証明書が追加で必要だと郵便で案内があった。「高齢者講習」は民間の自動車運転教習所が委託されて行っているそうで、予め予約が必要であった。定員に制限があり、複数の教習所に問い合わせてやっと予約した。誕生日の一月前に予約したので、1月間待たされることになった。運転免許教習所に行くのは何と半世紀ぶりである。私が講習を受けた教習所は町の外れ、清掃工場のそばにあり、半世紀前に免許試験を受けた教習所とそっくり同じ印象を受けた。今回の免許更新では心配毎があった。左目の視力が低下しており、無事に合格できるかどうか。予め眼鏡屋でドライブ用に眼鏡を調整してもらった。講習には9名の高齢者が参加し、3組に分かれて運転実習があった。教官は運転中にしきりに話しかけてくる。受け答えしながら運転した。最初に普段運転している車の車種は何か?と聞かれた。頭は直ぐに答えを出さないが何とか答えることができた。同乗する他の二人の内一人は思い出せなかった。「痴呆初期段階」のレベル測定をしているかも知れないと感じた。車庫入れは3度ほど縁石に乗り上げそうになりやり直しをした。教室では視力の検査装置、模擬運転の評価装置があり、機械が測定結果を印字した。動体視力は30-59歳の平均相当とありOKだった。周囲の明るさが大きく変化する時の視力回復時間は70-74歳には平均であったが30-59歳と比較するとやや劣っているとなった。視野測定、眩光下視力も若者対比では低下していた。運転適性検査は「状況の変化に対する反応の速さと正確さ」試験で、反応の速さが同年代に比較しても遅いと評価された。渡されたデータを見ると20回の試験の内1回が規定時間を超過していた。その代わり「複数の作業を同時に行う能力」では若い人に負けないランク5の評価だった。一緒に運転試験を受けた二人は今も現役で仕事をしている。講習で受けた視力測定と運転能力測定はディジタル数値で若い人との能力の比較を表示してくれる。これは社会問題になっている高齢者の医療費支出を抑制する一つの有効な手段になると思った。例えば、60歳代に入ったら自治体が定期的に視力や運動能力を測定して本人に通知する。そして、健康維持に努力していると評価されたら賞状で褒める、である。団塊の世代は社会で競争してきた。きっと健康競争にも前向きに取り組むに違いない。

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